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(DTM ⇒ Desk Top Musicの略でパソコンを中心とした音楽制作環境の総称)
今月の特集はピッチ補正ソフトの 「ANTARESのAUTO-TUNE4」についてです。
例えばCDをつくる際に、レコーディングやミックス作業の日程が決まってくるように、「ピッチ補正の日」なんてものがプロ、アマを問わず当たり前になってきているといいます。
シンガーの歌そのままで済めば一番良いのですが、実際は声質が変わりかけるまで調整されたものもあります。
シンガーの歌が上手くいくまで何度も録りなおしてては、時間とコストがかかりすぎますし、シンガー自体にも限界があります。
そういった問題を解決し、作業の効率化を促してくれる便利なツールなので、使い方を間違えなければ、かなりコストパフォーマンスにすぐれていると私は思います。
シンガーの歌の表情やニュアンスを残しつつ、細かなピッチ補正が可能なのは、やはり多くのプロのユーザーが愛用するほど信頼でき高水準なんだなと思います。
また、「daft punk」のように、あえてピッチ補正の値を極端な設定にして、ケロケロッとしたロボットボイスにする処理にも使われます。
次第で多岐に渡ります。
普通のプラグインやエフェクトに飽きを感じている方には是非、試していただきたいプラグインです。
ちなみに筆者もANTARESのAUTO-TUNE4を使っています。
動作に若干重さを感じるのですが、性能の高さでカバーできている感じです。
あと、日本語版が出来るのを心待ちにしています。
他のプラグインにもいえるのですが、英語版はやはり理解するまでに時間がかかり過ぎてしまいます。
気になるところは以上の2点で、あとはピッチ補正ソフトの基本を踏襲しつつ、初心者にも優しい便利な機能が多いです。
私はこのANTARESのAUTOTUNE4が生涯はじめてのピッチ補正ソフトなんですが、曲のスケールさえ分かればつまみ一つ(RETUNE)ですぐに補正できるAUTOMATICモードは魅力的で、初心者の方でもすぐに補正をかけることができます。
また、GRAPHICALモードでは、狙ったタイミングのピッチだけを修正したりと、かなり追い込んだ作業も可能になっています。
何より、プロの愛用者が多いのが、このプラグインの品質の高さを物語っているのではないでしょうか。
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